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タムシン・ワリー=コーエンTamsin Waley=Cohen

ヴァイオリン

Profile

  ――“恐れを知らない力強さ”(ガーディアン紙)


  ――彼女の旋律のセンスと音色の引き出しの広さは大変美しく、個性を際立たせている...「揚げひばり」の冒頭ソロは、大胆かつ魅力的な方法で音楽空間を探求していた。 (BBCミュージックマガジン)

  



1986年ロンドン生まれ。王立音楽院にてイツァク・ラッシュコフスキー、ルギエーリョ・リッチ、アンドラ・ケラーに師事。数々の優勝歴の一部には、ロイヤル・オーバーシーズ リーグ・ストリング賞(2005年)、J&A Beare主催の国際バッハコンクール(2007年)などが含まれる。

16/17シーズンのECHOライジング・スターに選ばれ、ECHOツアーにてウィーン・ムジークフェライン、パリのシテ・ド・ラ・ムジーク、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロンドンのバービカン、バーミンガムのシンフォニーホール、ケルン・フィルハーモニーなど主要なコンサートホールで演奏。また同ツアーでは、ツアーの委嘱としてオリバー・ナッセンによってタムシンのために協奏曲が書かれ、初演が行われた。同シーズンでは、ハレ管、ロイヤル・リバプール・フィル(ヴァシリー・ペトレンコ指揮)にデビュー。またロイヤル・フィル、ボーンマス響とも再共演。


17/18シーズンには、チェコ・フィルに英国人作曲家リチャード・ブラックフォードの新作ヴァイオリン協奏曲の世界初演とレコーディングという形でデビューした。また、ウィグモア・ホール、ストラトフォード音楽祭、ミュージック・イン・ザ・ラウンド、ウェストコーク音楽祭等への出演。ジデンス・アーティストとしてケンブリッジ大学のケトルズヤードでの4公演出演。

室内楽にも積極的で、2016年にはアルビオン弦楽四重奏団を結成。オールドバラ・フェスティバルのレジデントとして船出し、その後ウィグモアホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、パリのルーヴル美術館オーディトリウム等で演奏を重ねている。

タムシンは長年にわたり、エクスムーアでのハニーミード・フェスティバルとロンドンのトライシクル劇場でのサンデー・シリーズの芸術監督を勤めている。

現代音楽にも強い関心があり、特に作曲家のオリヴァー・ナッセンとは親しく、2020年にウィグモアホールで彼女のための作品の世界初演が予定されている。またドブリンカ・タバコヴァ、ヒュー・ワトキンス、トルステン・ラッシュ、ジョセフ・フィブス、リチャード・コーストン等の作曲家とも深い信頼関係を築いている。さらに、彼女の実妹でもある作曲家フレイヤ・ワリー=コーエン、建築家のアンドリュー・スクリナらとともに、「パーミテーション」というプロジェクトに参加しており、音と空間(宇宙)の関係を探求している。このプロジェクトはオールドバラ音楽祭のオープン・スペース・アーティスト・レジデンス・プログラムの一環として実演され、今後シグナム・クラシックでも CDリリースされる予定。 


最新CDはアンドリュー・リットン指揮、BBC交響楽団と共演で、ジョン・アダムスやロイ・ハリスらアメリカ人作曲家によるヴァイオリン協奏曲を収めたCD。他にもこれまでピアニストのH.ワトキンスと数々の録音発表している。