デヴィッド・グレイルザンマーDavid Greilsammer
ピアノ
Profileプロフィール
ジュネーヴ室内管の音楽監督およびスエダマ・アンサンブル(ニューヨーク)の芸術監督を務めるグレイルザンマーは、同世代における最も魅力的で大胆な、想像力豊かなアーティストとして認められている。伝統を揺るがすプログラムやプロジェクトの創造者である彼は、イマジネーションに富んだ演奏と革新的なアプローチで聴衆に歓迎されてきた。
彼の弾き振りによるデビュー録音『モーツァルト:初期協奏曲集』(2006年)は批評家にセンセーションを巻き起こし、『デイリー・テレグラフ』の「Records of the Year」を受けた。この成功はナイーヴ・レコードとの独占契約をもたらし、初ソロ・レコーディング『fantaisie_fantasme』が行われた。シンメトリー性のある冒険的なプログラムをもつこのアルバムは、『ニューヨーク・タイムズ』の賞賛を受け、『サンデー・タイムズ』の「2007 Records of the Year」に選ばれ、多くの国際的なレコーディング賞を受けた。グレイルザンマーの最新録音は、スエダマ・アンサンブルとの弾き振りによる『モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番・第24番』で、『ニューヨーク・タイムズ』と『デイリー・テレグラフ』から好評を博している。 今シーズンのハイライトは、モーツァルトの初期協奏曲によるサンフランシスコ響とのデビュー、モーツァルト週間におけるザルツブルク・モーツァルテウム管との演奏などである。 リサイタルでは、昨シーズンにリンカーン・センター(ニューヨーク)へ「Gates」という名の魅力的なプログラムで登場、その演奏は『ニューヨーク・タイムズ』で「非常に興味深く」「見事」なものとして紹介された。彼はウィグモア・ホール(ロンドン)でも成功を収め、キングス・プレイス(ロンドン)における、ジョン・ケージのプリペアド・ピアノ・ソナタとスカルラッティのソナタを交替させるプログラムで今シーズンを開始した。 1977年エルサレム(イスラエル)生まれ。彼はサフラン財団賞とタボール財団助成金を受けている。
2010年の来日公演では、インバル指揮・東京都交響楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第27番を共演した他、武蔵野市民文化会館でのリサイタルも行った。プリペアードされた1台を含めて2台のピアノを駆使し、モーツァルトからケージまでの作品を網羅した視野の広いコンサートとなり、グレイルザンマーの個性が如何なく発揮された。
