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デュッセルドルフ交響楽団Düsseldorfer Symphoniker

オーケストラ

Profile


 


 ドイツで最も長い歴史と豊かな伝統を誇るオーケストラのひとつ。すでに18世紀には宮廷楽団としてヘンデルやコレッリを迎えるなど、華やかな音楽文化が花開き、以降も卓越した多数の音楽家たちを引き寄せ、それらの中には指揮者として活動していたメンデルスゾーンやシューマンも含まれている。


 戦後、ホルライザー、セーンカル、マルティノン、フリューデ、シス、オッテルロー、クレー、シャローン、マス・コンデ、フィオーレ、ボレイコらが指揮者を務め、2015年、アダム・フィッシャーを首席指揮者に迎えた。

 ウィーン・ムジークフェラインやアムステルダム・コンセルトヘボウなどでの演奏の他、ロシア、スペイン、中国、日本などでのツアーを通して、音楽・文化都市としてのデュッセルドルフの名声を世界的に高めることに貢献している。

 コンサート活動のみならず、ライン・ドイツ・オペラ管弦楽団としてデュッセルドルフ、デュースブルクの2つの歌劇場でも演奏している。


 


指揮 アダム・フィッシャー Adam Fischer, Conductor








ハンガリー出身の世界的指揮者。ハンス・スワロフスキーに学ぶ。


定期的に登壇しているウィーン・フィルの他、ザルツブルク・モーツァルトテウム管、ミュンヘン・フィル、バンベルク響、パリ管、ロンドン・フィル、シカゴ響、ボストン響、N響などと共演。


また、メトロポリタン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ロイヤル・オペラ、パリ・オペラ座などに登場しているが、特にウィーン国立歌劇場では1973年以来、これまでに26のオペラを指揮。2016年の同歌劇場日本公演ではワーグナーの「ワルキューレ」を指揮、熱狂をもって迎えられた。


バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭にも長年に渡り出演を重ねている。


またフィッシャーは1987年にハイドン・フェスティバル(オーストリア)のためにオーストリア=ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー(=ハイドン・フィル)を設立。その首席指揮者として長年の活動の中で、新しいハイドンの解釈の在り方を打ち立てた。現在も同楽団とは桂冠指揮者として絆を保っている。


2020年 来日ツアー予定


招聘予定期間:2020年11月11日(木)~21日(土)