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ラチャ・アヴァネシヤンHrachya Avanesyan

ヴァイオリン

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驚くべきこの新人は、既に大芸術家である!━━ フランスLa Voix du Nord誌より

欧州楽壇でも大絶賛!

メニューイン、ニールセン、ヴュータン各難関国際コンクールを制した逸材!

I.オイストラフ、A.デュメイが称賛する期待の超新星!

情熱と繊細を併せ持つ、アルメニア出身ヴァイオリニスト、ラチャ・アヴァネシヤン。



アヴァネシヤンは1986年、アルメニアのギュムリ生まれ。6歳のころからヴァイオリンを始める。1993年から2003年まで、エレバンのチャイコフスキー音楽専科中等学校で、A.クルチャン教授に学ぶ。1996年、10歳の時にアルメニア共和国コンクールのジュニア、シニアの両カテゴリーで第1位を獲得した。これによりアルメニアおよびロシアでいくつものコンサートを開催するとともに、エイミン・ハチャトゥリアン率いるアルメニア国立室内管弦楽団とも共演した。同年、「アルメニアの若きヴィルトゥオーゾたち」のメンバーとなり、ヨーロッパ各国、シリア、イラン、レバノン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国などにソリストとして登場、その模様はアメリカやカナダではテレビ、ラジオで放送された。2003年8月、家族とともにベルギーに移住し、ブリュッセルの王立音楽院のイーゴリ・オイストラフのクラスで学び始めた。ブリュッセルでの最初の1年の間に、5つの国際コンクールで優勝、ルクセンブルクで開催された若いソリストのためのヨーロッパ・コンクールで金メダルを、ベルギーのヴェルヴィエで開催されたアンリ・ヴュータンでも第1位を獲得した。ベルギーおよびその国外で共演したオーケストラとしては、クリストファー・ワーレン=グリーン指揮のワロニー王立室内管弦楽団、服部譲二指揮のリール国立管弦楽団、ロリス・チェクナヴォリアン指揮のアルメニア国立交響楽団、デンマークのオーデンセ交響楽団、ホアナ・カリニエロ指揮のポルトガル・グルベンキアン交響楽団などが挙げられる。

2006年、フランスで開催されたユーディ・メニューイン・コンクールで第1位を獲得、EMCY(若いアーティストのためのEU音楽コンクール)の特賞を受賞した。2006年9月から、オーギュスタン・デュメイのもと、エリザベート王妃音楽大学の上級コースで学んでいる。2008年4月、カーディフにて、ウェールズ管弦楽団と共演し、ジョシュア・ベル、マキシム・ヴェンゲーロフといったアーティストと同じステージに立った。2008年7月、デンマークのカール・ニールセン国際コンクールで1位を獲得。2008年から2009年のシーズン、アヴァネシヤンはマリアーナ・シリニヤンを共演者として、デンマークとスウェーデンでのリサイタル・ツアーやデンマーク国立交響楽団、オーデンセ交響楽団などとの共演、ポーランド、イギリスでのコンサートで大成功を収めた。日本へは、2010年に東京都交響楽団のプロムナードコンサートで、急きょ、代役を務め高い評価を獲得。2011年に再来日し、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団と共演。指揮は、オーギュスタン・デュメイ氏で、モーツァルトの2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネでは、師弟共演を果たし話題となった。また、浜離宮朝日ホールでデビュー・リサイタルを開き、大好評を博した。 2011年3月にヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第2番のCDをリリース。2枚目は、オーギュスタン・デュメイ指揮、シンフォニア・バルソヴィアとドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を含むオール・ドヴォルザーク作品集。

使用楽器は、1717年製のストラディヴァリウス「ピアッティ」。 

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