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ジョゼ・ソアーレスJosé Soares

指揮

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ブラジル・サンパウロ市出身。2021年、23歳で第19回東京国際音楽コンクール<指揮>第1位、及び聴衆賞を受賞。副賞としてハンガリーでブダペスト交響楽団を指揮。2022年、入賞デビューコンサートでNHK交響楽団を指揮。

合唱指揮者の母アナ・ヤラ・カンポスのもと、幼少期よりピアノと合唱を学ぶ。クラウディオ・クルス氏に師事。2016-17年、カンポス・ド・ジョルドン冬季国際音楽祭(ブラジル)でマリン・オルソップ、アルヴォ・ヴォルメル、ジャンカルロ・ゲレロ、ニール・トムソン、アレクサンダー・リープライヒの各氏に師事。2017年には同音楽祭で指揮賞を受賞。

2018年、サンパウロ交響楽団の客演アシスタント・コンダクターに招かれる。2019年、パルヌ音楽祭(エストニア)でパーヴォ・ヤルヴィ、レオニード・グリーンの各氏に師事。

2023年には新日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団への客演も予定されている。

現在、ミナス・ジェライス・フィルハーモニー管弦楽団(ブラジル)のアソシエイト・コンダクター。



『第1位は、今回の12人の参加者のなかで最年少の、ブラジル出身のジョゼ・ソアーレス。大管弦楽を要し複雑な変拍子で書かれた「ペトルーシュカ」のような作品において、これほど明確なテクニックでオーケストラに落ち着いて指示を出すとは、恐るべき23歳である。』山田治生

第19回東京国際音楽コンクール<指揮>本選レビュー (コンクール公式HP)

 

『本番では即興の冴もみせ、N響のサヴァリッシュ時代からのシューマン演奏の蓄積を全開させた。客席の反応も素晴らしく、シューマンの第1楽章が熱狂とともに終わった瞬間、拍手が自然に起きた。』池田卓夫

NHK交響楽団との入賞デビューコンサート講評(「モーストリー・クラシック」誌)