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マーク・シューマンMark Schumann

チェロ

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Profile

1988年ドイツ・ケルン生まれ。母は日本人ピアニスト、父はドイツ人ヴァイオリニスト、兄はヴァイオリニストのエリック・シューマン、という音楽ファミリーに育つ。

7歳で全ドイツ学生音楽コンクールにて優勝。アルヴィン・バウアー、エミール・クライン、ハンス・クリスチャン・シュヴァイアー、ダヴィット・ゲリンガス、ハインリッヒ・シフ、フランス・ヘルマーソンらに師事。

11歳でオーストリアのチェロ・ジュニア国際コンクールで優勝。同年、サン=サーンスのチェロ協奏曲をオーケストラと共演。06年ケルン国営放送主催のコンクールで優勝。

07年に代役として急遽、スロヴァキア・フィル来日公演のソリストとして来日。ドヴォルザークのチェロ協奏曲を演奏し衝撃の日本デビューを飾った。その後も日本では読売日響と共演で来日。

07年に兄のエリック・シューマンらとともに「シューマン・クァルテット」を結成。クァルテットとして2011年大阪国際室内楽コンクールで第2位、2012年シューベルト&現代音楽国際コンクール優勝、その直後2012年2月、凱旋ツアーともなった初の日本ツアーを行い大好評を博した。さらにクァルテットは2013年に難関のボルドー国際弦楽四重奏コンクールで優勝を飾り、ヨーロッパ各地でひっぱりだこの人気クァルテットとして成長している。2014年にはクァルテットとして2回目の日本ツアーを行った。

2012年度にドイツ国内の学生の中から唯一人に与えられるメルキッシュ芸術賞を授与された。さらに2014年独ノルトライン・ヴェストファーレン州芸術賞も受賞。

使用楽器は、1710年製「カルロ・ジュゼッペ・テストーレ」。

ドイツと日本両国を結ぶチェロ界待望の新人として、今後の活躍が期待されている。

現在はケルン音楽大学でニコラ・アルトシュテットに師事。


 

Discography