スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団Slovak Philharmonic Orchestra
オーケストラ
Newsニュース
- 2023年 7月4日子ども招待受付について
- 2023年 7月1日当日券情報
- 2023年 4月26日【スロヴァキア・フィル】八王子・横浜・秋田 小学生~18歳以下無料招待
- 2022年 12月5日スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団日本ツアー決定!
- 2018年 5月24日特別寄稿 ルドヴィート・カンタ(チェロ)「私の心はスロヴァキア・フィルと供に」
Profileプロフィール
第2次世界大戦後の1949年、チェコスロヴァキア(当時)の東部スロヴァキア地方の首都で、オーストリアと国境を接するドナウ河畔の街、ブラティスラヴァに創立された、スロヴァキア最初の国立オーケストラ。
初代首席指揮者は、チェコの伝説的な名指揮者ヴァーツラフ・ターリヒ。このオーケストラの設立に尽力し、1949年の発足時から1952年まで首席指揮者を務め、1961年に亡くなるまでこのオーケストラへの指揮を重ね、短期間で第一級の水準に育成した。ターリヒの没した1961年からは、彼の愛弟子でブラティスラヴァ出身の名指揮者、ラディスラフ・スロヴァークが首席指揮者に就任し、1980年には初来日を果たしている。
その後、リボル・ペシュク、ウラディーミル・ヴェルビツキー、ビストリーク・レジュハ、アルド・チェッカートらへと引き継がれ、1991-2001年にはオンドレイ・レナルトが首席指揮者兼音楽監督を、2003-2004年にはルイジー・ビエロフラーヴェクが芸術監督を務め、2004年10月よりウラディーミル・ヴァーレクが首席指揮者に就任。同時にラスティスラフ・ストゥールとトマーシュ・ハヌスが指揮者に迎えられた。
これまでに、世界的な指揮者を多数招いており、C.アバド、S. チェリビダッケ、C.V.ドホナーニ、V. フェドセーエフ、M.ヤンソンス、N.ヤルヴィ、小林研一郎、F.ルイジ、S.Y.メニューイン、R.ムーティ、V.ノイマン、K.リヒター、K. ザンデルリンク、L. スラットキンなどが客演している。
「プラハの春」音楽祭、「プラハの秋」音楽祭(チェコ)、ブラティスラヴァ音楽祭(スロヴァキア)、ウィーン芸術週間、ウィーン・モデルン、リンツ・ブルックナー音楽祭(オーストリア)、ベルリン音楽祭(ドイツ)、フィレンツェ五月祭(イタリア)といった国際的に著名音楽祭への参加も多く、日本や全米、全欧への演奏旅行も頻繁に行っている。
レコーディングも多く、スプラフォン(チェコ)、オーパス(スロヴァキア)、ナクソス(香港)といったレーベルから多数のディスクをリリースしている。
チェコを代表するオーケストラがプラハのチェコ・フィルであれば、ブラティスラヴァのスロヴァキア・フィルは、それに匹敵するスロヴァキア共和国の中で最も重要なオーケストラである。1980年の初来日以来、卓越したアンサンブルと力強い演奏、民族的な色彩感で高い評価を得ており、日本でも多数のファンを獲得している。