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ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールVictor Julien-Laferrière

チェロ

Profile


2017年エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝!

 

ルネ・ベネデッティの指導のもと、チェロを始める。続いて、パリ国立高等音楽・舞踊学校にてロラン・ピドゥの指導を受ける。その後も、ウィーン国立音楽大学にてハインリヒ・シフの、ザルツブルク・モーツァルテウム大学ではクレメンス・ハーゲンの薫陶を受けた。また2005年から11年まで小澤征爾スイス音楽アカデミーに参加。


2012年、プラハの春国際音楽コンクール優勝を経て、17年、エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝。新設された同コンクールのチェロ部門初代の覇者となった。


これまでに、ベルギー国立管、フランス放送フィル、ブリュッセル・フィル、アントワープ響などのオーケストラと、アンドレイ・ボレイコ、ステファヌ・ドゥネーヴ、フランク・ブラレイ、ミヒャエル・ホフシュテッターらの指揮者たちと共演。


また、すでにアムステルダム・コンセルトヘボウ、フィルハーモニー・ド・パリ、エッセン・フィルハーモニー、シャンゼリゼ劇場、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター、チューリッヒのトーンハレ、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ルーブル美術館などに、リサイタルや室内楽で登場している。


プラハの春音楽祭、メクレンブルク・フォアポンメルン音楽祭、グシュタード・メニューイン音楽祭、コペンハーゲン夏音楽祭、ルール・ピアノ・フェスティバル、ラインガウ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ(東京)、エクサン・プロヴァンス音楽祭などにも招かれている。


18/19は、ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールにとって、飛躍のシーズンとなった。


主な公演だけをあげても、ロイヤル・コンセルトヘボウ管/ヴァレリー・ゲルギエフ、フランス国立管/エマニュエル・クリヴィヌ、アイルランド国立響/ナタリー・シュトゥッツマン、トゥールーズ・キャピトル国立管/トゥガン・ソヒエフ、ローザンヌ室内管/ジョシュア・ウェイラーズテイン、ネーデルランド・フィルハーモニー管/アレクサンダー・ジョエルなどがあり、また、他にも、ジャン=クロード・カサドシュ、マクシム・エメリャニチェフ、イヴ・アベル、ジェイムズ・フェデック、イルジー・ローゼン、デイヴィッド・レイランドらの指揮者たちと共演。


発表したCDは多くの賞を得ており、中でもアダム・ラルーム(ピアノ)と録音したチェロ・ソナタ集は、ディアパソン誌の17年の最優秀盤に選ばれた。19年1月にソニーからリリースされたシューベルトの作品集は高い評価を得ており、また同年秋、ジョナス・ヴィトー(ピアノ)との共演で新作が発表される予定。