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山形 由美Yumi Yamagata

フルート

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Profile

東京都出身。4歳より音感教育、ピアノ、ヴァイオリンを始め、6歳よりクラシックバレエを学ぶ。立教女学院在学中に、音色に魅かれフルートを本格的に学び始め、東京藝術大学音楽学部器楽科にてフルートを専攻。卒業後英国へ留学。これまでに野口博司、小泉剛、吉田雅夫、サー・ジェームズ・ゴールウェイ、エドワード・ベケット、スーザン・ミラン、トレヴァー・ワイなどの諸氏に師事。特にゴールウェイ氏には数少ない弟子のひとりとして教えを受けてきている。

1986年ファーストアルバムをリリース、同年第1回リサイタルを開催。またたく間にフルートの新星として知られるようになる。以降、サントリーホール、ザ・シンフォニーホール、カザルスホール、紀尾井ホールなどでの自主リサイタルをはじめとするソロ活動に加え、都響、読売日響、東響、日本フィル、新日本フィル、東フィル、札響、大フィル、関西フィル、大阪センチュリー響、広響、九響、群響、アンサンブル金沢などの全国主要オーケストラとの共演を行っている。 

92年に再渡欧、更なる研鑽と海外での演奏経験を経て帰国。いっそう深みを増した音色と高い技術に支えられた演奏は、以前にも増して注目を集めた。95年5月「神戸クラシックエイド」におけるロリン・マゼール指揮、ピッツバーグ交響楽団との共演では3000人の聴衆を魅了し、新たなる飛躍を感じさせた。演奏活動10周年を迎えた96年には意欲的なプログラムによるリサイタル・ツアーを全国17ヶ所で展開し、話題となる。97年にはオールバロック・プログラムによるリサイタルも開催し、新境地を開く。ロンドン室内オーケストラ、チェコ・プラハ管弦楽団、ドイツ室内管弦楽団、ベルリン室内管弦楽団、ルーマニア室内管弦楽団、イ・ムジチ合奏団、ヴェネツィア室内合奏団などの海外オーケストラと共演。  

2002年には英国でリサイタル開催。今までにソニークラシカル、キングレコードより12枚のCDを発表。また、2005年秋にはヴェネツィア室内合奏団との共演CD「Luce ~ヴェネツィアの光と夢~」をリリース。初のセルフ・プロデュースによるこのCDは、ヨーロッパではイタリアのリヴォアルト社から、また日本ではイマジンベストコレクションからリリースされ、大好評を博している。翌2006年に日伊で開催された同合奏団とのデビュー20周年記念ツアーも大成功を収めた。2008年には、デビュー以来キングレコードよりリリースされたCD9枚が、デジタル・リマスタリングによって完全復刻された。

テレビ・ラジオの出演も数多く、音楽番組はもとより、NHK「連想ゲーム」TBS「サンデーモーニング」などの出演を通して広い知名度を持つ。これまでの各地における2000回を超える精力的な演奏家活動や放送を通じて、フルートに対する人々の関心を広く集め、フルート愛好者を増やした功績は大きい。

2011年に演奏生活25周年を迎え、2月14日にはセルフ・プロデュースCD第2弾「Anthology~愛のアンソロジー~」をリリース、また3月14日には初の楽譜集を発売。ますますの活躍が期待されている。  


SCHEDULE 



スケジュールはこちらからご確認ください。

http://www.yumi-yamagata.com/schedule/concert2011.html

Discography