Concerts & Tickets

ラチャ・アヴァネシアン ヴァイオリン・リサイタル

2011年 9月 15日(木)19:00開演(18:30開場)
会場:浜離宮朝日ホール
出演:ピアノ・ミロシュ・ポポヴィチ

発売中

曲目

ドビュッシー:美しき夕暮れ、月の光
フランク:ソナタ イ長調
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
アクロン:ヘブライ・メロディー
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ
ショーソン:ポエム Op.25
ラヴェル:ツィガーヌ 

*曲目・曲順が変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
*未就学児のご入場はできません 。。。。。」






。。
日の音楽界において、彼が最も偉大なスターの一人になることは、疑いようがない。
イーゴリ・オイストラフ
 
「パッショネイトで繊細な、刮目すべき俊才」
音楽

出演

ヴァイオリン:ラチャ・アヴァネシヤン ピアノ:ミロシュ・ポポヴィチ

チケット料金

一般4,000円 学生2,000円
※学生券は、コンサートイマジンのみの取扱い

チケット取扱い

コンサートイマジン 03-3235-3777
朝日ホールチケットセンター 03-3267-9990
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:136-388]
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
e+(イープラス) http://eplus.jp/
 

「パッショネイトで繊細な、刮目すべき俊才」 音楽評論家 柴田克彦

これはニュータイプの俊才の登場か? アヴァネシヤンは、アルメニア出身の今年25歳。2006年メニューイン国際はじめ多数のコンクールで「入賞」ではなく「優勝」を果たした経歴、師であるI.オイストラフとデュメイのお墨付きから、実力の高さは容易にわかる。ヴュータンの協奏曲の録音を聴いても、重音その他の難局を全くそう感じさせない軽やかなテクニックに驚かされる。だがそれ以上に印象的なのは、すべての音にパッションがこめられた音楽だ。ほのかに憂いを帯びた音色で聴かせる、ニュアンスに富んだ節回し、弱音や高音のデリケートな実在感…。今回のプログラムを見ると、まさにそうした特質が生きる演目が並んでいる。彼は昨年6月、急な代役でインバル/都響とドヴォルザークの協奏曲を共演して大喝采を浴びた。今度はいよいよリサイタルだ。パガニーニが弾いたストラディヴァリウスから湧き出る彼の音と音楽を、じっくりと聴いてみたい。 
 

プロフィール

■ラチャ・アヴァネシヤン(ヴァイオリン)
Hrachya Avanesyan, Violin

今日の音楽界において、彼が最も偉大なスターの一人になることは、疑いようがない。━イーゴリ・オイストラフ

1986年アルメニア生まれ。エレバンのチャイコフスキー音楽専科中等学校を卒業。 10歳の時にアルメニア共和国コンクールのジュニア、シニアの両カテゴリーで第1位を獲得。 03年よりブリュッセルの王立音楽院のイーゴリ・オイストラフのクラスで学び、最初の1年の間に、5つの国際コンクールで優勝した。その後も’06年アンリ・ヴュータン国際コンクール、ユーディ・メニューイン・コンクール、'08年カール・ニールセン国際コンクールでそれぞれ1位を獲得し、一躍国際舞台に躍り出た。日本へは、'10年に東京都交響楽団のプロムナードコンサートで、代役として急きょ、来日し高い評価を得た。’11年4月にリリースのヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第2番のCDはデビュー版となる。9月には、オーギュスタン・デュメイ指揮、シンフォニア・バルソヴィアとドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲がリリースされる予定。使用楽器は、1717年製ストラディヴァリウス「ピアッティ」。現在は、エリザベート王妃音楽大学で、オーギュスタン・デュメイに学んでいる。の俊才の登場か? アヴァネシヤンは、アルメニア出身の今年25歳。2006年メニューイン国際はじめ多数のコンクールで「入賞」ではなく「優勝」を果たした経歴、師であるI.オイストラフとデュメイのお墨付きから、実力の高さは容易にわかる。ヴュータンの協奏曲の録音を聴いても、重音その他の難局を全くそう感じさせない軽やかなテクニックに驚かされる。だがそれ以上に印象的なのは、すべての音にパッションがこめられた音楽だ。ほのかに憂いを帯びた音色で聴かせる、ニュアンスに富んだ節回し、弱音や高音のデリケートな実在感…。今回のプログラムを見ると、まさにそうした特質が生きる演目が並んでいる。彼は昨年6月、急な代役でインバル/都響とドヴォルザークの協奏曲を共演して大喝采を浴びた。今度はいよいよリサイタルだ。パガニーニが弾いたストラディヴァリウスから湧き出る彼の音と音楽を、じっくりと聴いてみたい。 
 
 
プロフィール
■ラチャ・アヴァネシヤン(ヴァイオリン)
Hrachya Avanesyan, Violin
1986年アルメニア生まれ。エレバンのチャイコフスキー音楽専科中等学校を卒業。 10歳の時にアルメニア共和国コンクールのジュニア、シニアの両カテゴリーで第1位を獲得。 03年よりブリュッセルの王立音楽院のイーゴリ・オイストラフのクラスで学び、最初の1年の間に、5つの国際コンクールで優勝した。その後も’06年アンリ・ヴュータン国際コンクール、ユーディ・メニューイン・コンクール、'08年カール・ニールセン国際コンクールでそれぞれ1位を獲得し、一躍国際舞台に躍り出た。日本へは、'10年に東京都交響楽団のプロムナードコンサートで、代役として急きょ、来日し高い評価を得た。’11年4月にリリースのヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第2番のCDはデビュー版となる。9月には、オーギュスタン・デュメイ指揮、シンフォニア・バルソヴィアとドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲がリリースされる予定。使用楽器は、1717年製ストラディヴァリウス「ピアッティ」。現在は、エリザベート王妃音楽大学で、オーギュスタン・デュメイに学んでいる。
■ミロシュ・ポポヴィチ(ピアノ)
Miloš Popović, piano
1985年ベオグラード生まれ。ベルギーとセルビア国籍を持つ。セルビア・ゼムン市の音楽学校で10歳よりピアノを学び始めたにも関わらず、すでに12歳でパリで行われた「ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール」で第1位を獲得した。以後も数々の国際コンクールで優勝を果たし、エフゲニー・モギレフスキーの目にとまり、ブリュッセルの王立音楽院にて彼のクラスで学ぶ。これまでに、ヴィタリ・マグリウス、アルド・チッコリーニ、ドミートリー・バシキロフなどの名教師たちにも学び、研さんを積んだ。 2004年よりエリザベート王妃音楽大学の上級コースで、アブデル・ラーマン・エル=バシャに師事。2010年には、同大学で 「最優秀賞」を受賞した。最近は、オーギュスタン・デュメイのサポートを得て、リサイタルや室内楽で共演している。フーガ・リベラより、シューマンのCDを録音。
 ■ミロシュ・ポポヴィチ(ピアノ)
Miloš Popović, piano
1985年ベオグラード生まれ。ベルギーとセルビア国籍を持つ。セルビア・ゼムン市の音楽学校で10歳よりピアノを学び始めたにも関わらず、すでに12歳でパリで行われた「ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール」で第1位を獲得した。以後も数々の国際コンクールで優勝を果たし、エフゲニー・モギレフスキーの目にとまり、ブリュッセルの王立音楽院にて彼のクラスで学ぶ。これまでに、ヴィタリ・マグリウス、アルド・チッコリーニ、ドミートリー・バシキロフなどの名教師たちにも学び、研さんを積んだ。 2004年よりエリザベート王妃音楽大学の上級コースで、アブデル・ラーマン・エル=バシャに師事。2010年には、同大学で 「最優秀賞」を受賞した。最近は、オーギュスタン・デュメイのサポートを得て、リサイタルや室内楽で共演している。フーガ・リベラより、シューマンのCDを録音。
 

 

■ミロシュ・ポポヴィチ(ピアノ)
Miloš Popović, piano
1985年ベオグラード生まれ。ベルギーとセルビア国籍を持つ。セルビア・ゼムン市の音楽学校で10歳よりピアノを学び始めたにも関わらず、すでに12歳でパリで行われた「ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール」で第1位を獲得した。以後も数々の国際コンクールで優勝を果たし、エフゲニー・モギレフスキーの目にとまり、ブリュッセルの王立音楽院にて彼のクラスで学ぶ。これまでに、ヴィタリ・マグリウス、アルド・チッコリーニ、ドミートリー・バシキロフなどの名教師たちにも学び、研さんを積んだ。 2004年よりエリザベート王妃音楽大学の上級コースで、アブデル・ラーマン・エル=バシャに師事。2010年には、同大学で 「最優秀賞」を受賞した。最近は、オーギュスタン・デュメイのサポートを得て、リサイタルや室内楽で共演している。フーガ・リベラより、シューマンのCDを録音。