Concerts & Tickets

カメラータ・ド・ローザンヌ Camerata de Lausanne 初来日公演 ≪東京公演≫

2016年 7月 7日(木)19:00開演(18:30開場)
会場:東京文化会館小ホール
出演:カメラータ・ド・ローザンヌ(弦楽アンサンブル)、若林顕(ピアノ)

発売中

曲目

ブラームス(デヴィッチ編曲):スケルツォ ハ短調 WoO.2(F.A.E.ソナタより)
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11(弦楽合奏版 ★ソリスト:若林顕)
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48

チケット

全席指定(税込)
S¥7,000 A¥6,000 【2/6(土)一般発売】

カメラータ・ド・ローザンヌ(弦楽アンサンブル)

Camerata de Lausanne
 
ピエール・アモイヤルによって2002年に創設されたカメラータ・ド・ローザンヌは、曲目によって様々な編成で演奏する弦楽アンサンブル。世界各地から若く優秀な演奏家が集結した、活力に満ちたアンサンブルだ。これまでに、パリ(シャンゼリゼ劇場)、ミラノ(ヴェルディ・ホール)、モスクワ(チャイコフスキー・ホール、モスクワ国際舞台芸術センター)、アムステルダム(コンセルトヘボウ)などのコンサート・ホールでの演奏をはじめ、中東、アジアでも公演を行い、各地で絶賛を博している。2002年の創設以来、新しいことにも積極的に挑戦し続けており、レパートリーの拡大はもちろん、新たな出会いから別のアンサンブル・グループやダンス・グループとのコラボレーション、青少年のためのコンサートなど、多岐にわたる活動を続けている。ご当地にあるローザンヌ歌劇場におけるプロジェクトの参加も、“オペラを作ろう(ブリテン)”、“後宮からの逃走(モーツァルト)”など数多い。ローザンヌ市、ヴォ―州、ロッタリー・ロマンドからサポートを受ける栄誉にも浴している。
http://www.cameratalausanne.ch/en

 

ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)

Pierre Amoyal
 
12歳の時に、パリ国立高等音楽院で一等賞を受賞。17歳でロサンゼルスへ向かい、以後5年にわたりヤッシャ・ハイフェッツの下で研鑽を積む。その間、ハイフェッツ、ピアティゴルスキーらとのコンサートやレコーディングで室内楽を演奏するという幸運にも恵まれた。以来、オーケストラのソリストに迎えられ、世界各地で演奏を行っている。これまでに共演した指揮者には、ブーレーズ、小澤征爾、デュトワ、インバル、スクロバチェフスキ、プレートル、ラトル、ミョンフンらの名前が挙がる。まさにハイフェッツ時代から現代を駆け抜ける「同世代で最も優れたヴァイオリニスト」の一人とされている。2002年、ローザンヌ音楽院の協力のもと、カメラータ・ド・ローザンヌを創設。世界各地からメンバーを募り、コンサートのほかレコーディングも積極的に行う。創立10周年の2012年には、CDプロジェクトのほか、振付師(Philippe Saire)とのコラボレーションによるダンスと音楽を組み合わせたスペクタクルのローザンヌ歌劇場での上映や、モスクワ・ヴィルトゥオーゾとのコラボレーションも実現させている。演奏家のほか教育者としても著名である。若くしてパリ国立高等音楽院の教授に迎えられたほか、1986 – 2014年まではローザンヌ音楽院教授をつとめ、現在はモーツァルテウム音楽大学で教鞭を取っている。また、アレクシス・ワイセンベルクとともに創設した、ヴァイオリンとピアノ専門のアカデミー、ローザンヌ夏期音楽アカデミーの芸術監督も務めている。1985年にシェバリエ章、1995年にシェバリエ国家功労章を受章。2002年Prix du Rayonnemoent de la Fondation Vaudoise puor la creation artistique、2006年にはPrix de la Ville de Lausanneを受けている。使用楽器は、ストラディヴァリウス“コハンスキ” (1717年製)。

 

若林 顕(ピアノ)

Akira Wakabayashi, Piano

日本が世界に誇るヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。
東京芸術大学で田村宏氏に、ザルツブルク・モーツァルテウムやベルリン芸術大学でハンス・ライグラフ氏らに学んだ若林は、第51回日本音楽コンクール第2位。第37回ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位。さらに弱冠22歳でエリーザベト王妃国際コンクール第2位受賞を果たし、一躍脚光を浴びた。その後、国内外の多数のオーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルなど、多忙な演奏活動を展開している。
02年にはニューヨーク・カーネギーホールで鮮烈なリサイタル・デビューを果たしマイラヘス=リサイタル・シリーズ(シカゴ)、ラ・フォル・ジュルネ(フランス・ナント)などにも出演。共演したオーケストラは、NHK交響楽団をはじめとする国内の主要オーケストラのほか、ベルリン交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、ロシア・ナショナル交響楽団、ノールショピング交響楽団、スコットランド室内管弦楽団といった海外の名門オーケストラも多数。その中にはG・ロジェストヴェンスキー、G・アルブレヒト、A・ラザレフ、D・ハーディング、V・スピヴァコフ、G・ボッセといった名指揮者との共演も多い。室内楽の分野でもK・ブラッハー、S・イッサーリス、堤剛、K・ライスター、ライプツィヒ弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団など、内外の名手達と数多く共演しており、さらにその延長として、弾き振りによる協奏曲演奏でも注目を集めている。また近年は妻でもあるヴァイオリニスト鈴木理恵子との共演を重ねており、作品の本質に迫る深い音楽性が各地できわめて高い評価を受けている。
 レコーディングはこれまでにデンオン、ライヴノーツ、オクタヴィアなどのレーベルからリリース。13年に鈴木理恵子との共演による「ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集」(キングインターナショナル)を発表。また、同年秋リリースの「ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番」、14年1月リリースの「ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ」(両盤ともオクタヴィア)は、共にレコード芸術・特選盤となる。その後も、鈴木理恵子とのデュオによる「シューベルティアーナ」、「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集Vol.1」(共にレコード芸術準特選盤)、ピアノ独奏による「チャイコフスキー:くるみ割り人形(ピアノ独奏版・世界初録音・レコード芸術特選盤)」、「リスト:ピアノ作品集」(レコード芸術特選盤・いずれもオクタヴィア)と、続々とCDが発表されている。
14年1月にはサントリーホール(大ホール)でソロ・リサイタルを行い、大きな反響を得た。その模様はNHK「ベスト・オブ・クラシック」でも放送された。16年1月にも再びサントリーホール(大ホール)でソロ・リサイタルを開催。「類のない高次元の名演」「圧巻のリサイタル」と評され、大成功をおさめた。
持続音を保持できない特性を持つピアノで、ピアノの限界を超えた“エスプレッシーヴォ(表情豊かに)”や“カンタービレ(歌うように)”を表現するために、あるいは巨大なオーケストラのみに可能な真の爆裂を表現するために、そしてどんな微かな音にも宇宙を宿すために、若林顕はひたすら理想の音楽を思い描き、音を追究する。多彩で深い音色、豊かで奥行きのある音楽表現は真のヴィルトゥオーゾのみが紡ぎだせるものである。
 92年出光音楽賞、98年モービル音楽賞奨励賞、04年ホテルオークラ賞受賞。現在、桐朋学園大学特任教授、国立音楽大学招聘教授。
オフィシャルHP http://www.wakabayashi-akira.com/


カメラータ・ド・ローザンヌ 2016年来日ツアー・スケジュール

7/3(日)仙台:東京エレクトロンホール宮城
7/6(水)東京:サントリーホール <ガラ・コンサート>
7/7(木)東京:東京文化会館 小ホール
7/8(金)神奈川:藤沢市民会館 大ホール
7/10(日)愛知:宗次ホール
7/11(月)東京:浜離宮朝日ホール

 

3/23(水)、ワーナー・クラシックスより来日記念CD2タイトル同時発売!

 
輸入盤では2013年にリリースされている2タイトルを
国内盤としてリリースします。
 
①モーツァルト:
協奏交響曲K.364&コンチェルトーネK.190
 [録音]2012年4月12-15日
音楽ホール、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
WPCS-13373 ¥2,600(本体)+税
 
②チャイコフスキー:
弦楽セレナード&フィレンツェの想い出
[録音]2012年5月9-12日
音楽ホール、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
WPCS-13374 ¥2,600(本体)+税
 
お申込み・お問合せ: コンサートイマジン 03-3235-3777 http://www.concert.co.jp/