日本・ベルギー国交150周年記念 スネーク・ダンス 京都公演
2016年 10月 3日(月)19:00開演(18:30開場)
会場:京都コンサートホール 小ホール アンサンブル ムラタ
出演:菅野 潤
発売中
曲目
罪深きは人間(われわれ)か、世界か。許されざるは、欲望か、夢か。
いま、世界を駆け巡る静かな問い。
当公演ははベルギー人監督マニュ・リッシュのドキュメンタリー映画「スネーク・ダンス」の上映と、同映画で音楽を担当した日本人ピアニスト菅野潤のリサイタルで構成。
「スネーク・ダンス」は、原子爆弾の起源についての物語である。当時ベルギーの植民地であったコンゴのウランから生まれ、ニューメキシコ州で科学者たちによって造られ、日本で試された。舞台は、アフリカ、北米、アジアの3つの大陸に及び、現代的な視点で綴られている。
隠れた案内人としてドイツの美術史家で思想家のアビ・ヴァールブルク、ナレーションは英国とアイルランドの国籍を持つ作家のパトリック・マーンハム、そして音楽は日本人ピアニスト菅野潤がベートーヴェンとショパンを演奏している。菅野が演奏している曲は、広島に原子爆弾が投下される少し前に、物理学者のオットー・フリッシュがロス・アラモスで弾いた曲でもある。
○マニュ・リッシュ監督よりのコメント
「私とパトリックは2010年に「スネーク・ダンス」の制作を決めました。それはある意味では偶然というべきものでした。パトリックはちょうどロバート・オッペンハイマーについての伝記を書いていて、私はベルギー領コンゴについての、つまり植民地についての、もっと正確に言うと、カタンガ州の鉱物資源についてのドキュメンタリーを作ることを考えていました。
私たちがそれらについて語り合っていた時、原爆についての映画を作らなくてはならない、ということが明らかになったのです。何故ならオッペンハイマーは原爆開発の中心人物で、その原爆にはコンゴのウランが使われていたのです。つまり私たち二人が当時考えていたことは、原爆、という共通の要素を持っていたのです。
私はその時すでに、資料映像のようなものから映画を作りたくはない、と思っていました。現在の風景によって、現在の風景の中で映画を作りたいと思ったのです。現在のコンゴの風景とそこに住む人たち。アメリカ、もっと具体的に言うと、ロスアラモスとその周辺、そして長崎、それらの現在・・・。
私は原爆が爆発した場所の周囲の風景もフィルムに収めたいと思いました。現在たくさんの学校があり、広大な墓地に無数の墓碑銘が置かれた丘の斜面を。
だからこそ、原爆が落とされた場所の現在を撮ったのです。」
●ドキュメンタリー映画上映
スネーク・ダンス
Snake Dance
チケット(全席自由・税込み)
一般 2500円 学生1000円
*学生券は入場時、要学生証提示/未就学児入場不可
チケットお取り扱い・お問合せ・マネジメント
otonowa Tel. 075-252-8255(10:00〜18:30/日祝除く/土曜不定休) http://www.otonowa.co.jp<チケットお取り扱い>
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ロームシアター京都 075-746-3201
大学生協
主催
「スネーク・ダンス」日本実行委員会/コンサートイマジン
後援
ベルギー王国大使館/公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団
協賛
株式会社河合楽器製作所
予告編
日本ツアー情報
主催:「スネーク・ダンス」日本実行委員会/コンサートイマジン
[チケットお問合せ]ローソンチケット 0570-084-002(Lコード:22998)
主催:仙台放送/「スネーク・ダンス」日本実行委員会/コンサートイマジン
公演詳細・お問合せ] キャンディープロモーション(広島) 082-249-8334
主催:「スネーク・ダンス日本実行委員会」/コンサートイマジン
[チケットお取扱い・お問合せ]KTN事業部 095-827-3400
主催:「スネーク・ダンス」日本実行委員会/コンサートイマジン