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佐藤久成ヴァイオリンリサイタル ~宇野功芳メモリアル~

2018年 5月 25日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール大ホール
出演:佐藤久成(ヴァイオリン)、岡田将(ピアノ)

発売中

曲目

20世紀日本を代表する音楽評論家:宇野功芳に捧げる一夜。
彼が思い描く理想のソリスト像を体現する佐藤久成が、今サントリーホールの舞台に独り立つ。


「机の上にうず高く積んであるCDの中の1枚が、「聴いてくれ、聴いてくれ」と話しかける。

ぼくには弱い霊感があるようで、全然知らない演奏家のコンサートに、大切な仕事(合唱のリハーサル)を休んでも出かけ、

凄い才能と出会うこともある。机の上から話しかけたのは佐藤久成(ひさや)というヴァイオリニストのCDだった。

案の定、濃厚な節まわし、魂が吸い込まれるようなピアニッシモ、鬼神もたじろぐような激しいパッションに打たれた。

しかし、彼はけたはずれの才能に見合う評価を受けておらず、聴衆の数も少ない。ぼくは命がけで久成君の応援をすることに決めた。

埋もれている才能を世に出す。それこそが批評家の仕事だろう!!!」

宇野功芳 うの・こうほう  19302016

1930年東京生まれ。4歳のとき、金の鈴子供会に入り、府立四中(現戸山高校)でも合唱部に所属、合唱指揮者を目指し国立音楽大学声楽科を卒業。当時の学長、有馬大五郎氏に楽理科への転向を強くすすめられ、NHKからもレギュラー評論家になるよう説得されたが固辞。しかし、ブルーノ・ワルターに出した手紙に返事が来たことから原稿依頼がふえてゆき、やがて評論活動が主となった。著書は40冊を超える。合唱指揮者としてはKTU女声合唱団、早蕨会、成蹊大学、帝京大学、跡見学園女子大学の常任をつとめ、客演としては神戸市混声合唱団を24年、日本女声合唱団を18、アンサンブル・フィオレッティを15年、オーケストラは87から10年間新星日響、96年から10年間アンサンブルSAKURAを振り、CDは全部で60枚。2015年に4月には仙台フィルでベートーヴェン:交響曲第7番、同7月には大阪交響楽団で第9を指揮、いずれもCD化している。

 


<プログラム>
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 へ長調 Op.24「春」
Ludwig van Beethoven / Sonata for Violin and Piano No.5 in F major Op.24 ”Spring”
 
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
Robert Schumann / Sonata for Violin and Piano No.2 in D minor Op.121
 
ラフマニノフ:ジプシー・ダンス
Sergei Rachmaninoff / Danse Hongroise Op.6,No.2
 
モーツァルト:ロンド~ハフナー・セレナーデより
Wolfgang Amadeus Mozart / Rondo from the Haffner Serenade K.250
 
プロコフィエフ:マーチ
Sergei Prokofiev / March
 
ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ第1番
Henryk Wieniawski / Polonaise Brillante No.1,Op.4
 
ラヴェル:ツィガーヌ
Maurice Ravel / Tzigane
※曲目は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
 
S席¥4,000 A席¥3,000 B席¥2,000





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