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Debut 35th anniversary 須川展也 サクソフォン・クロニクル

2019年 6月 8日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:ヤマハホール
出演:須川展也(サクソフォン)、小柳美奈子(ピアノ)

完売

曲目

この楽器のためにどこへでも嬉々として出かけ、
世界中を飛び回り、人々と出逢い、
大切に演奏してきた相棒のような作品や
新たに出合った作品を
35年の感謝とともに贈る
須川展也最新のサクソフォン年代記!

 
グリーグ/伊藤康英:「抒情小品集」より「むかしむかし」「ハリング」「森の静けさ」
   Edvard Hagerup Grieg / Yasuhide Ito : “Once upon a time” “Halling” “Peace of the woods” from Lyric pieces Op.71
ウジェーヌ・ボザ:アリア、プルチネルラ
   Eugène Bozza : Aria, Pulcinella
グレアム・フィトキン:ゲート
   Graham Fitkin : Gate
ジョン・ウィリアムズ:エスカペイズ(映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」より)
   John Williams : “Escapades” from “Catch Me if You Can”
――
西村朗:《ハラーハラ》独奏アルト・サクソフォンのための (2016/献呈作品)
   Akira Nishimura : Halahala for alto sax solo    ( 2016 / dedicated to N. Sugawa )
挾間美帆:サクソフォン・ソナタ第1番―
()(そく)の王国―   (2013/須川展也委嘱作品)
   Miho Hazama : Sonata No.1 for Alto Saxophone “Kingdom of Copen Blue”
   ( 2013 / N. Sugawa commissioned )

チケット(全席指定・税込み):

一般¥4,000 
学生(30枚限定/コンサートイマジンで電話のみのお取扱い)¥3,000  
※2018年12/19(水)一般発売 

チケットお申込み:

コンサートイマジン 03-3235-3777(10-18時/日祝休)
コンサートイマジン・オンライン・チケット
https://concertservice.jp/entry?user=csim
 
   *ウェブ上で
24h申込み&座席指定が可能
e+(イープラス)http://eplus.jp/

 

主催:コンサートイマジン 

特別協賛:株式会社ヤマハミュージックジャパン 
共催:ヤマハホール 
協力:株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ 
後援:日本サクソフォーン協会

※未就学児のご入場はご遠慮頂いております。 
※曲目が変更になる場合がございます。

 
 

メッセージ

「天から降ってくるような透明な美しい音!」
中学生の音楽授業ではじめてクラシックのサクソフォンを聴いた時の衝撃的感動。
今でも思い出します。
その音を多くの人に知ってもらいたい。この想いが、ずっと35年経っても変わりません。
聴いて下さる方がいればどこへでも演奏に行きたいのです。
 
冒頭のグリーグとボザは、デビューCDから選びました。
クラシック・サックスは当時、どこのレコード会社にも取上げて頂けず苦労した中、ようやく取上げてくださり録音して頂けた時の喜びが詰まった曲です。
そして、ここ最近出会ったサクソフォンのオリジナル作品を第1部に。
 
第2部は献呈&委嘱作を。
日本を代表する作曲家 西村朗さんが贈って下さった、ユーモラスかつ鋭い「ハラーハラ」。
そして、 注目の若手作曲家の挾間美帆さんの「秘色の王国」。クロスオーバーの大作です。
 
サクソフォンの未来を見つめて、中学生の時からの夢を今も追い続けております。

                           須川展也

 






プロフィール

須川展也(サクソフォン) Nobuya Sugawa, Saxophone
日本が世界に誇るサクソフォン奏者。そのハイレベルな演奏と、自身が開拓してきた唯一無二のレパートリーが国際的に熱狂的な支持を集めている。国内外の有名オーケストラと多数共演し、世界的な評価を得ている。デビュー以来長年にわたり同時代の名だたる作曲家への作品委嘱を続けており、その多くが国際的に広まっている。近年では坂本龍一「Fantasia」、チック・コリア「Florida to Tokyo」、ファジル・サイ「組曲」「サクソフォン協奏曲」等。また最近はサクソオン1本による無伴奏の世界にも新たに取り組んでいる。
東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。出光音楽賞、村松賞を受賞。98年JTのTVCM、02年NHK連続テレビ小説「さくら」のテーマ演奏をはじめ、TV・ラジオへの出演も多い。89年から2010年まで東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスターを務めた。最新CDは16年発売の「マスターピーシーズ」(チック・コリア/ファジル・サイ/吉松隆)。
トルヴェール・クヮルテットのメンバー、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、イイヅカ☆ブラスフェスティバル・ミュージックディレクター、静岡市清水文化会館音楽アドバイザー&マリナート・ウインズ音楽監督。東京藝術大学招聘教授、京都市立芸術大学客員教授。
使用楽器  ソプラノSax:YSS-875EXG  アルトSax:YAS-875EXG (いずれもヤマハ株式会社)
http://www.sugawasax.com  [FB Twitter YouTube も更新中]
 
小柳美奈子(ピアノ) Minako Koyanagi, Piano

東京藝術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまうアンサンブル・ピアニスト。様々な奏者の呼吸の機微を読み取り、寄り添うしなやかな感性を数多くの公演や録音で発揮。吉松隆「サイバーバード協奏曲」準ソリストとしてフィルハーモニア管、BBCフィルとも共演。打楽器の山口多嘉子とのデュオ「パ・ドゥ・シャ」で、吉松隆の作品を収めたCDを発表。須川展也、トルヴェール・クヮルテットの共演者としてのキャリアも長く、多くの録音に参加。トリオ「YaS-375」メンバー。ピアノを安川加寿子、梅谷進、秦はるひ、今井正代、長谷川玲子、本村久子に師事。