宮崎陽江 ヴァイオリン協奏曲の夕べ
2013年 10月 7日(月)19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール
出演:宮崎陽江(バイオリン)、矢崎彦太郎(指揮)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
発売中
曲目
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
パガニーニ:イ・パルピティOp.13(ロッシーニの歌劇『タンクレディ』のアリア「こんなに胸騒ぎが」による序奏と主題と変奏曲)【ヴァイオリン+オーケストラ版・日本初演】
フォーレ:組曲 《マスクとベルガマスク》Op.112
フォーレ: ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.14
※曲目及び曲順は変更になる場合があります。ご了承ください。
チケット
全席指定 S席¥5,000 A席¥4,000※未就学児のご入場はご遠慮ください。
お問合せ
コンサートイマジン03-3235-3777(10時~18時/日・祝休)
チケット取扱い
●コンサートイマジン 03-3235-3777(10時~18時/日・祝休)●紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061(10時~18時/日・祝休)
●東京シティ・フィルチケットサービス 03-5624-4002(10時~18時/土・日・祝休)
●e+(イープラス) http://eplus.jp/(パソコン・携帯)
関係機関
主催:Yoé音楽事務所/コンサートイマジン後援:TOKYO FM/クラシカ・ジャパン
協賛:パナソニック
協力:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
企画・制作:博報堂
出演者プロフィール
●宮崎陽江(みやざきようえ/ヴァイオリンニューヨーク州イタカ市生まれ、幼少期をパリにて過ごし、3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。その間、堀正文、山口裕之、江戸純子各氏に師事。同大学を卒業と同時に全額奨学金を得て米国タングルウッド音楽祭(小澤征爾監修)に参加。後、ジュネーヴ高等音楽院に留学、名匠ジャン=ピエール・ヴァレーズ氏に師事。在学中、室内楽をガボール・タカーチ、モダン・バロック両楽器をハンス=ハインツ・シュネーベルガー氏の元で学ぶ。1997年、同音楽院をプルミエ・プリ(一等賞)にて卒業。これまでにスイス、フランス、スペイン、オーストリアなど、ヨーロッパ各地での演奏会、国際音楽祭に多数出演、また、ソリスト・ド・ジュネーヴ、ジュネーヴ室内管弦楽団、ブドヴァイス管弦楽団、などと共演を果たす。日本では札幌コンサートホールKitara(07年~)、銀座王子ホール (08年)、カザルスホール(09年)、浜離宮朝日ホール(10~12年)などでリサイタルを行い、好評を博す。2008年よりオクタヴィア・ジャパンから4枚のCDをリリース。更にはスイスと日本を拠点としたスタイルを生かし、音楽の源流、作曲家の足跡を求めてヨーロッパ各地を取材・撮影したDVDシリーズで、ナヴァラ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演するなど、多方面で活動を展開。2010年から2012年にかけては、師であるジャン=ピエール・ ヴァレーズらとピアノ五重奏「YOE’s Project」として活動。ヨーロッパ各地にてコンサートを開催し、フランスの優れたピアノ五重奏曲の発掘、録音を行っている。2013年に予定されている公演では、パガニーニ「イ・パルピティOp.13」(ヴァイオリン+オーケストラ版)を日本で初演するなど、隠れた名作の紹介を積極的に行い、音楽文化の普及・発展に取り組んでいる。
●矢崎彦太郎(やざきひこたろう/指揮)
上智大学数学科で学んだ後、東京藝術大学指揮科に再入学、金子登、渡邊暁雄、山田一雄各氏に指揮法を学ぶ。日本フィル指揮研究員として小澤征爾の助手を務め、その後ヨーロッパにて、スワロフスキー、チェリビダッケなどに師事。
ブザンソン国際指揮者コンクールなどに入賞を果たし、1975年ボーンマス交響楽団皮切りに本格的に指揮活動を開始、BBC響などに招かれる。1979年よりパリに拠点を移す一方、同年には東京交響楽団定期を指揮し日本にも本格的なデビューを果たす。
これまでに、東京交響楽団指揮者、旧西ドイツホフ交響楽団(西独)音楽監督・首席指揮者、フランス国立トゥールーズ室内管弦楽団首席客演指揮者などを歴任。2002年より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者を務め、シンガポールなどの海外公演を成功に導く。また、2000年よりバンコク交響楽団名誉指揮者を、2004年から2009年まで同楽団音楽監督・首席指揮者、2005年よりジャカルタのヌサンタラ交響楽団音楽監督、2009年よりガラヤニ ワタナ オーケストラ指揮者を兼任。
2000年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを、2008年には同オフィシエ勲章を受勲。2002年エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。
パリ在住。
●東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
1975年、自主運営のオーケストラとして設立。 年間100回を超える公演は、定期演奏会を柱に、 オペラ・バレエ公演やテレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。
1997年、飯守泰次郎が常任指揮者に就任。2000年から展開している「東京シティ・フィル オーケストラル・オペラシリーズ」では、飯守&東京シティ・フィルの創り出す高水準のワーグナー音楽が各方面から 大きな反響を巻き起こすと共に、常に高い評価を得ることに成功、05年「ローエングリン」で第2回三菱信託音楽賞奨励賞を受賞した。
2002年、フランス音楽に造詣の深い矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。 矢崎の最も得意とするフランス音楽の世界を幅広く紹介する、「フランス音楽の彩と翳」と題する画期的なシリーズを展開すると共に、シンガポール、ロサンゼルス・サンフランシスコ、パリ・ランス、バンコク、ジャカルタと海外公演に積極的に取り組み、音楽を通じての各国相互交流事業の一翼を担っている。
また地域コミュニティでの活動も積極的に展開している。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、2005年からはティアラこうとうで、「ティアラこうとう定期演奏会」シリーズを開催している。 その他にも公開リハーサル、ジュニアオーケストラ、ワークショップなど地域に根ざした音楽文化の振興を目的として幅広い活動を行っている。
2012年4月より音楽監督に宮本文昭が就任し“完全燃焼”をテーマに掲げ熱い演奏を繰り広げると同時に、これからの活躍が最も期待されているオーケストラである。