ＣＤ発売記念 渡辺克也 オーボエ・リサイタル2014 Ｒｏｍａｎｃｅ
2014年 8月 8日（金）19:00開演（18:30開場）
会場：渋谷区文化総合センター大和田 ４Ｆ さくらホール
出演：渡辺克也（オーボエ）、小林有沙（ピアノ）
発売中
曲目
R. シューマン：3つのロマンス 作品94R. Schumann : Drei Romanzen Op.94
P. ブレヴィーユ：ソナチネ
P. de Breville : Sonatine pour hautbois et Piano
E. パラディール：演奏会用独奏曲
E. Paladilhe : Solo pour hautbois avec accompagnement de piano
Ch. ルフェーヴル：2つの小品 作品102
Ch. Lefebvre : Deux pièces pour hautbois avec accompagnement de piano Op.102
P. ヒンデミット：オーボエ・ソナタ
P. Hindemith : Sonate für Oboe und Klavier
他
チケット（全席指定・税込）：￥4,000
お申込み・お問合せ コンサートイマジン 03-3235-3777 http://www.concert.co.jp/e+（イープラス）http://eplus.jp/
チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード226-841]
主催：コンサートイマジン
後援：㈱キングインターナショナル、日本オーボエ協会、日本ダブルリード㈱、葉山ホテル音羽ノ森
※曲目は変更になる場合がございます。
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。
渡辺克也（オーボエ）Katsuya Watanabe, Oboe
東京藝術大学卒業。在学中に新日本フィルに入団。89年Sony Music Foundation主催第1回国際オーボエコンクールに入賞。90年第7回日本管打楽器コンクールで優勝、併せて大賞を受賞。91年より渡独、ヴッパータール響、カールスルーエ州立歌劇場管、ベルリン・ドイツ・オペラの首席奏者を歴任。特に11年間在籍したベルリン・ドイツ・オペラでは、当時音楽監督ティーレマンの絶大な信頼のもと、ドイツの新聞各紙に「オーケストラの中の希望の光」等と高い評価を得る。現在はソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルグの首席奏者として活躍中。
CDリリースも多数。特に、ドイツと日本で同時発売され、オーボエの本格派曲ばかりを集めた08年「インプレッション」、2010年「サマー・ソング」は、共に「レコード芸術」誌で特選盤の評価を得た。2012年には「ポエム」をリリース、新聞各紙でも紹介されるなど絶賛を博している。
ソリストとしてスロヴァキア･フィル、ハンガリー放響、ザグレブ･フィル、都響、神奈川フィル、群響、名古屋フィル、大阪センチュリー響、山形響、日本フィル等と共演を重ねる。
2011年、第28回日本管打楽器コンクール・オーボエ部門の審査委員長を務める。
2010年秋より2013年3月まで、産経新聞にて「渡辺克也のベルリン音楽旅行」を連載。また2013年4月より、平凡社のウェブマガジンにて「オーボエ吹きの休日 ベルリン音楽だより」を好評連載中。
洗足学園音楽大学客員教授として、若手の育成に努めている。
ベルリン在住。
http://www.katsuyawatanabe.com
小林有沙（ピアノ）Arisa Kobayashi, Piano
桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学に進学したのち、ベルリン芸術大学へ留学。卒業後、ウィーン国立音楽大学ポストグラデュエートコースにてさらに研鑽を積み、2013年活動の拠点を日本に移す。銀座王子ホールでのソロ・リサイタルや、ニューヨーク・フィル首席奏者らとの室内楽の共演等精力的に活動している。これまで数々の賞を受賞、12年にはモロッコ王妃国際ピアノコンクールにて、審査員満場一致で優勝、併せて最優秀ドビュッシー演奏家賞も受賞。これまでに上田和代、岡本美智子、有森博、伊藤恵、横山幸雄、P.DEVOYON、J.JIRACEKの各氏から多くの薫陶を受ける。日本ショパン協会正会員。13年12月、オクタヴィア・レコードよりCDデビュー。オフィシャル・ウェブ・サイトhttp://www.1002.co.jp/arisakobayashi/
渡辺克也 他公演information
＊各詳細は渡辺克也ＨＰにてご確認下さい。
2014年
6/27（金）18:30 糀屋ホール（長野県須坂市）
7/19（土） 宗次ホール（名古屋）
9/14（日）栃木市
渡辺克也 オーボエのための本格派CD
ついにシリーズ第4段突入！ 2014年初夏発売予定
「Ｒｏｍａｎｃｅ」
ピアノ：David Johnson
R. シューマン：3つのロマンス
P. ブレヴィーユ：ソナチネ
E. パラディール：演奏会用独奏曲
C. ルフェーヴル：2つの小品
P. ヒンデミット：オーボエ・ソナタ
KKC-4029 オープン価格
ドイツ盤発売：Profil 日本盤発売：キング・インターナショナル
●8月8日公演にむけて 渡辺克也からメッセージが届きました！
抒情的作品を、集めました。
長い闘病の末に今年1月に他界された、とあるお世話になった方が、昨年１２月にお見舞いに行った際、「熱い、涙の出る様なCDを作ってください。」と、最後に言われました。そのお言葉をかみしめながら、この夏発売のＣＤを録音致しました。
シューマン;3つのロマンス
以前からとある女性からこの作品のレコーディングをリクエストされていたのですが、オーボエの最重要レパートリーですからもっと考えが熟してからにしようと、長い間温め続けました。
ブレヴィーユ；ソナチネ
変幻自在な和音進行がとても美しく、一度聞くとその音楽が頭から離れない、麻薬的魅力を持つ独特な作品。
ルフェーヴル；2つの小品
こんな美しい作品が日の目を見ることなく眠っていたのだ、と驚かざるを得ない作品です。往時にオペラ作曲家として売れっ子だった事が大いに納得できる作風を、オペラをやり尽くした渡辺ならではの演奏で。
ヒンデミット；ソナタ
新即物主義者として知られる作曲家で、そのためにいき過ぎた即物主義的演奏をされ続けた作品だと思います。いき過ぎた即物主義の時代が終わった今日、この作品の演奏解釈も見直されるべきです。
パラディール；演奏会用独奏曲
ルフェーヴルと共に、19世紀から20世紀に代わるころ、オーボエ界の中心地であったパリのコンセルヴァトワールの学内コンクール課題曲として、作曲されました。青春の香り溢れる作品。
渡辺克也