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| 2005年 | 11月12日(土)15:00 開演 (14:30 開場) |
| 紀尾井ホール |
| チケット(全席指定・税込):S席¥5,000 A席¥4,000 |
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| ※ | 本公演のホームページからのお申込みは、終了させていただきました。お電話(イマジン・チケットセンター 03-3235-3777)でのお申込みをお願いいたします。 |
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| プログラム |
| ドビュッシー: |
「映像」第一集より |
| ショパン: |
ワルツ 作品34-3 |
| マズルカ 作品24 |
| アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 |
| 舟歌 嬰ヘ長調 作品60 |
| ソナタ第3番 ロ短調 作品58 |
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| プロフィール |
■辻井伸行【ピアノ】 Nobuyuki Tsujii
1988年東京生まれ。1995年7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。1999年11歳で全国PTNAピアノコンペティションD級で金賞を受賞した。
1998年10歳の時、三枝成彰スペシャルコンサートで本名徹次指揮、大阪センチュリー交響楽団と共演し鮮烈なデビューを飾った。
2000年12歳で、第1回ソロ・リサイタルをサントリーホール小ホールにて行い、翌年すぐに第2回のソロ・リサイタルを開催した。この他に、神戸音楽祭に出演するなど日本各地でコンサート活動を行っている。
2002年に「佐渡裕ヤングピープルズ・コンサート」に出演。また、同年、東京オペラシティ・コンサートホールで行われた金聖響指揮、東京交響楽団とのコンサートでは、モーツァルトとショパンのコンチェルト2曲を演奏し大成功を収めた。
2003年には齊藤一郎指揮、読売日本交響楽団と共演し、この公演は日本テレビ「深夜の音楽会」で放送された。また、秋山和慶指揮、東京交響楽団とサマーコンサート2003に出演。2004年には東京交響楽団の定期公演に出演し、大きな反響を得た。
すでに海外での活動も行っており、カーネギーホール・ワイルリサイタルホールにてアメリカ・デビュー。ロシア(モスクワ音楽院大ホール)、チェコ、台湾などで演奏。2002年にはパリで佐渡裕指揮、ラムルー管弦楽団との共演を果たし、14歳でフランス・デビューを飾っている。
1999年より今日までの活動をTV朝日が取材し続けており、その様子は「ニュースステーション」などを通じて紹介されている。
2005年6月に、レオシュ・スワロフスキー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、大成功を収めたことは記憶に新しい。
これまでに、増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄各氏に師事。
現在、東京音楽大学付属高等学校に在学中。
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| 「伸行君の演奏には、音楽の神様が宿っている!」 佐渡 裕(指揮者) |
友人から渡されたとある新人のCD。正直それは、毎日のように僕の勉強机に積まれる数多いCDの1枚にしか過ぎないと思っていた。普段から「ながら族」の僕は、失礼な話ではあるが、そうしたCDをある時は他の曲を勉強しながら、時には車を運転しながら、あるいは野球を見ながら聴いている。まあ、僕に言わせれば、それでも一応一通り聴くのだけれど・・。伸君のCDも、お風呂に入りながら、リビングからCDをかけていた。「おいっ、もうちょっと大きな音にしてくれ!」何かが湯船に浸かっている僕の心を動かし、かみさんにそう頼むと、もうお風呂になんか入っていられなくて、すぐに友人に「彼に会いたい」と連絡した。
伸君との初対面はすぐに叶った。人見知りするのか、僕にどう思われるのかが不安なのか、ピアノに座るまでの彼は、緊張の固まりと化していた。当たり前の話、まだ彼は小学生だったし、こんな状況でドンとしている子供なんかいないわけで、だから話す声も小さく、それでも抑え切れない興奮で彼の身体は喜びに溢れていた。「伸君、CDに録音した曲を弾いてよ」とお願いすると、最初こそいきなりのリクエストに戸惑いを隠せなかったものの、すぐに彼の身体全体から音の固まりがキラキラ飛び出してきた。まるで僕の楽屋のピアノに照明器具がつけられていて、伸君にだけスポットライトがあてられたようだった。彼についている「音楽の神様」が姿を現したような瞬間だった。彼がその感動的な演奏を終えたとき、僕は抑えることの出来ない想いで、涙で顔をぐじゃぐじゃにして、彼を力一杯抱きしめた。
彼の音は、人に喜びを伝え、ドキドキさせ、どこまでも奥深い美しさを届けてくる。それが出来るのは、技術はもちろんだが、ただただ音の喜びに夢中になれる「音楽の神様」に選ばれし者だけが創れる世界なのだ。その記念すべき思い出の初対面は、僕が伸君の成長を一生かけて見ていこうと心に誓った時となった。久しぶりの電話では声替わりもした伸君。そろそろ、また彼の弾くピアノに耳を傾けてみたいなぁ。
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