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石川 滋Shigeru Ishikawa

コントラバス

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2017/5/16(火)
ウィークデーコンサートシリーズ2017 第47回 「石川 滋」

会場:横浜市青葉区民文化センター フィリアホール
開演:11:30

Profile

読売日本交響楽団ソロ・コントラバス奏者

東京生まれ。3歳より祖母(鈴木メソード指導者)にピアノを師事。高校在学中より本格的に音楽に目覚め、クラシック及びジャズに傾倒。慶応義塾大学経済学部卒業。大学在学中よりジャズ研で活動を行うと同時に桐朋学園ディプロマ・コースに在籍し、堤俊作にコントラバスを師事。1988年渡米、エール大学音楽学部にてゲイリー・カーに師事した後、ジュリアード音楽院にてユージン・レヴィンソン、ハーヴィ・シャピロ及びジョナサン・フェルドマンに師事し、1992年同修士課程を卒業。

1993年よりニューワールド交響楽団(音楽監督マイケル・ティルソン・トーマス)の首席奏者を3年間務めた後、1996年ボストン音楽院講師に着任。また1989年から1997年まで毎夏、イースタン音楽祭の講師及びイースタン・フィルハーモニック副首席奏者を務める。1997年にフロリダ・フィルハーモニック・オーケストラに入団、同時にハリッド音楽院(現リン大学)の助教授となり、2001年にはフロリダ・フィルハーモニック・オーケストラ首席に就任、2004年よりフロリダ・アトランティック大学講師も務める。2006年スイスのベルン交響楽団ソロ首席コントラバス奏者に就任し、18年間住んだアメリカを離れ、ヨーロッパを新たな拠点とする。2008年2月アンドレイ・ボレイコ指揮ベルン交響楽団のマーラー交響曲第1番におけるソロが、ベルンのブント紙に「抗し難い魅力」と高く評価される。 

2009年にベルン交響楽団とボッテシーニ作曲「パッシオーネ・アモローサ」をソリストとして共演。また同年東京リサイタルがNHK-BS「クラシック倶楽部」に収録され、以後3年間ににわたり放映される。 

2013年7月1日より初のポスト、読売日本交響楽団ソロ・コントラバス奏者として迎えられる。

                                                 

他に主なオーケストラとの協演としては、アーサー・ワイスバーグ指揮リン・フィルハーモニックとのクーセヴィツキーの協奏曲(2002年)などがあり、また2004年にはルネッサンス室内オーケストラとボッテシーニのタランテラを協演し、このときの演奏はマイアミ・ヘラルド紙に「王冠の宝石」と激賞される。1997年から2004年までオーボエ:ジョン・ディー、ピアノ:エド・タージョンとの異色のトリオThree Amigosで公演及びCDをリリース、州立ラジオへの出演など、フロリダでの演奏活動も積極的に行っている。

受賞歴も多く、1994年フランス・アヴィニヨンでの国際コントラバスコンクール入賞、1991年ニューヨークにて日米協会音楽賞を受賞するとともにカーネギー・ホールにて受賞記念コンサート、1999年には国際ベース協会(ISB)の招聘によりコンヴェンションにてリサイタルを開くなど、その実力は内外に認められている。

日本でも定期的に活動を行っており、1991年初リサイタルに続き、1996年からは毎年ソロ・リサイタルを行い、東京、大阪、京都、福岡、熊本、蓼科、松本、静岡、札幌など各地で好評を博している。今までにNHK-FM、J-WAVEに出演。2000年夏に有志により後援会SHIGEbass Clubが発足、着実にファンを増やしている。ソロ・リサイタルではコントラバスの作品のみにとらわれず、ヴァイオリンやチェロなど他の楽器のために書かれた曲にも取り組み、ソロ楽器としての可能性を拡げている。特にバッハの無伴奏チェロ組曲の演奏を自身のライフワークとし、多くの若手演奏家にも影響を与えている。

室内楽での共演も数多く、これまでに林峰男、原田幸一郎、岩崎洸、岩崎淑、若尾圭介、ベルリン弦楽四重奏団、イヴリー・ギトリス、ボロメオ・カルテット、ボストン響のメンバーらと演奏を行ってきた。クラシックのジャンルを越えた活動としては、2003年にジャズ・ベーシスト鈴木良雄率いるBASSTALKとのコラボレーションが挙げられる。沖縄ムーンビーチキャンプ、ヒルサイドテラス音楽祭、鈴木メソード世界大会にも出演。また1992年からサイトウ・キネン・フェスティバルに出演している。

後進の指導にも力を入れており、1996年より1年半にわたり月刊『ストリング』(レッスンの友社)に「コントラバスの世界」という誌上レッスンを連載、斬新な技法を紹介し大きな反響を得る。

1995年から2002年まで毎夏石川滋コントラバス・サマーキャンプを主催する他、日本各地にマスタークラス講師として招かれ、多くの若手演奏家の指導を行う。

2011年初のCD「バッハの無伴奏チェロ組曲第1番、第2番、第3番」をリリース、好評を博している。


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